
筋トレでどこか体を痛めたりすることってありますよね。
プランシェの練習中に手首を痛めてしまう人がいるかと思います。
私も実はプランシェの練習の初期の方に手首を軽く痛めてしまいました。
プランシェの練習にはプッシュアップバーを使おう
プランシェって負荷がかなり高いですよね。
手首にかなりの負荷がかかるので、痛めてしまうのもわかります。
私もプランシェの練習を始めた頃、割とすぐに違和感を感じ手首がだんだんと痛みだすようになりました。
テーピングを巻いてだましだまし練習をしていましたが、一向に良くならないので 一旦プランシェの練習はやめることにしました。
手首が痛いのはTFCC損傷かも?
クライミング界では近年、有名な手首の病気?みたいなものが注目を浴びるようになりました。
TFCC損傷というやつです。
転倒して手首をついたり、軽いところでは料理中の重たい鍋をもったりしてなる人もいるそうです。
TFCC損傷になると、日常生活や仕事にも支障をきたします。
ちょっとした物を持ったりなど、手首を使う動作をするだけで激痛がはしるなんて話も聞きます。
で、特にクライミングをしている人の中でもこの症状に悩んでいる人たちがいます。
私の通っていたジムでもTFCCに悩んでいる人がいました。
登りたいのに手首が痛くて登れない・・・
TFCCは一度なってしまうと完治するのが難しいのです。
手首は鍛えるのが難しい
手首は他の部位と違って、筋トレをしても太くなりません。
手首周りは、指を動かすための腱と骨しかないからです。
(ただし長期に渡って同じ動作を繰り返すと腱自体が太くなる可能性はあります)
何が言いたいかというと、鍛えられないということは、生まれつき手首の強さは決まっているということです。
同じボルダリングジムで全く同じ動きをしているのに、手首を痛める人と痛めない人がいました。
プランシェの練習も、全く手首を痛めない人と痛めてしまう人がいると思います。
これは生まれ持った遺伝的な手首の強さが違うことも一つの理由でしょう。
プランシェは手首にかかる負荷も高いと思われます。初心者の方がいきなりプランシェの練習をはじめるのは危険です。
手首を痛めてしまった人は練習を一旦中断したほうが良いでしょう。
プランシェの手首の向き
出典:amazon
最近プランシェの練習を再開しましたが、数か月休んだおかけで今はもう手首の痛みは全くありません。
あともうひとつ、プッシュアップバーを使うことで、手首を痛めることがなくなりました。
プッシュアップバーを使うと、手首の向きも親指が前方を向く自然と正しい位置になりまし、体制も安定しやすいので、手首に無理な力がかかる危険も減ります。
間違った手首の使い方をして、負荷をかけてしまうとしまうとすぐに手首を痛めてしまうことでしょう。